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雨漏り修理|折板 金属屋根 角波 塩害

新潟もいよいよ入梅でしょうか・・・久しぶりの雨です。

梅雨時は外回りの仕事はなかなか進みません・・・雨漏り修理の問い合わせの増える時期でもあり、段取りが難しい時期になります。

 

 雨漏り修理の問い合わせ、ご注文をいただいたお客様のもとへお邪魔し、原因調査をしますが、塩害による錆での屋根・外壁の痛みによる雨漏りがかなりの件数あります。これも日本海から吹き付ける、風雪・風雨によるものです。ある意味海に近い新潟特有の雨漏り原因といえます。

チョッと事例を挙げてみます。

①工場屋根外壁改修

外壁からの雨漏りがあり調査したところ、外壁とサッシの雨時舞が悪く雨漏りをしているようでした。足場を架け屋根をチェックすると屋根表面はまったく問題はないのですが、屋根の裏面(軒樋と重なる部分)と軒先見切り面戸(屋根と外壁の取り合い部分)に錆が発生しボロボロに腐食していました。屋根に関しては部分補修+錆止め+塗装で処置しましたが、軒先面戸はかろうじて原型をとどめているものの、ケレンをし錆を落とすとボロボロに崩れるため交換しました。

②事務所屋根

勾配のゆるい瓦棒葺きの屋根の事務所です。雨漏りをしているとのことで調査をしました。屋根のどぶ板、雪止め金具ともに錆が目立ち、塗装では??という状態です。カバー工法をご提案するつもりですが、屋根の部材のサイズを測ってみると、すでに一回カバー工法済みです。サイズのあうカバー広報用の材料の有無、現在の屋根の下に隠れている新築当時の屋根などを調査してから、ご提案となります。

 

①のケースは普段ほとんど雨のあたらない部分に、塩分を含んだ雨が吹き込みそのまま残った事が原因と考えます。屋根、外壁とも普段雨が良く当たる部分のさびはきれいに流されているためそれほど錆は発生していませんが、どうしても強風時にしか雨のあたらない部分(軒の下など)は塩害による錆が発生しています。

 

②のケースは勾配がゆるいため、どうしても塩分を含んだホコリやチリなどが屋根面に残りやすいようです。特に雪止め金具周りは普段から水の流れが悪いため、腐食の進行も早いようです。

 

屋根の葺き替えや、外壁の貼り替えはどうしても施工費用がかさみます。せっかく高い経費をかけてリフォームをしても、そのまま永久に持つわけではありません。

塩害を受けやすい立地の場合、定期的なメンテナンス(塗り替えなど)が建物の寿命を延ばすのに効果的だと考えます。