雨漏り修理|今年の梅雨は長い?
入梅とは思えぬいい天気が続きます。今年は太平洋高気圧の張り出しが弱く、梅雨前線が北上してこないようです。(今週末は北陸まで前線が来そうですが・・・)
そのせいで梅雨明けが遅くなり今年は雨の多い夏となりそうです。
新潟は比較的天気が良い?梅雨ですが、雨漏り修理のご依頼を多く頂いております。先日も雨漏り原因調査・雨漏り修理見積もりのご依頼を頂き、お邪魔してみると・・・ある住宅の瓦屋根で2ヵ所から雨漏りが発生していました。
雨漏りが発生している場所は両方とも北西方向から雨風を受ける屋根です。何度も修理をしたそうですが、一向に雨漏りは収まらず・・・
現場を見てみると「原因がわからず悪戦苦闘したんだな・・・」とわかるようにあちこちに様々な修理の後が・・・雨漏りの様子(室内側)と屋根を見てみると、原因がある程度わかりました。1ヵ所はおそらく部分的に瓦をはがして修理すれば雨漏りが止まります。
もう一ヶ所は複数の原因(外壁、瓦、サッシなど)が考えられるため瓦をはがしてみないと何ともいえない様子でした。どうして原因がわからないのか・・・外壁工事がデタラメだからです。基本の納め方ができていないということは、外壁や屋根に隠れた部分もデタラメだとすると・・・当然のことながら「もしかしてこんな事になっているのか?それともあんな事になっているのか?」様々考えてしまいます。予算の問題もあるので事情を説明させていただき、「瓦と外壁両方が原因の可能性があります。まずは瓦をはがして修理する方法で様子をみてみましょうか?」とご提案させていただきました。
工事を始めてみると、問題の箇所はやはり・・・あんな事にまでなっていました。
「瓦が原因の修理は終了しました。これで止まらなければ、外壁を剥がさないと雨漏りは止まりません。」
ひとまず梅雨の雨を待ち、雨漏りが止まったのかどうか確認まちの状況です。
ここ最近様々な雨漏り修理の現場を見ていますが、新築時の「工事の基本の出来ていない」「手抜き工事」「未熟な技術」「デタラメな工事」が原因の雨漏りが多いようです。