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FRP防水改修の目安

今年の冬は寒い上に雪が多く、凍結等様々要因があったせいかもしれませんが、弊社に改修工事の見積もり依頼を多数いただいております。

しかしながら・・・・・雪が多くて工事ができず、お客様にご迷惑をおかけしております。

やっと雪が解け始めたため、徐々に工事は進行中です。本当にご迷惑おかけいたしました。順次雨漏りの問題を解決させていただきます。

 

 

雨漏りを起こさないために、1年に1~2回程度で結構ですので、ベランダの清掃を行っていただくのが最良と思います。梅雨前、台風シーズン前、雪の降りつもる冬の前(秋といいます)に清掃を行っていただくとベランダの変化を発見していただけると思います。

 

 

木造住宅新築時にベランダをFRP防水したケースを例にFRP防水の改修の目安について書いてみます。

築10年をめどに、ベランダ表面のトップコート塗り替えが必要となります。

外壁や屋根の塗装同様7~10年を目安に保護層であるトップコート塗り替えを行い、FRP防水層を傷めず、その性能を維持するために必要です。あわせてドレン廻りの清掃も入念に行います。

築15年たって紫外線により、トップコートが経年劣化し発生したクラック

 

サッシ周り、その他の取り合い部分のコーキングをチェックし、劣化していた場合、コーキングの打ち直しが必要です。

以上で通常のケアは終了です。

 

外壁や笠木、サッシ周りなどベランダと接するベランダ以外の部分から漏水がなければ、ほぼ①のケアだけでOKです。

 

問題は新築時施工不良があったケースです。

 

FRP防水は本来きちんと施工してあれば、防水層の強度は申し分ないため、よほどのことがなければ、防水層が破れ雨漏りをすることはありません。

しかしながら、弊社へ雨漏りのご相談をされたお客様のお宅にお邪魔してみると、FRPで防水してあっても雨漏りをしているケースが見受けられます。

 

弊社が今まで遭遇した防水改修工事の主な原因や症状を書いてみます。

①硬化不良

②下地乾燥具合の不十分からくる、防水層の膨れ

③ドレン廻りの接続、施工不良による漏水

④サッシ周りのシーリング忘れ(施工予定なし?)

⑤防水層を施工する技術の不足

下地コンパネ乾燥不十分が原因で発生した防水層の膨れ

 

ドレンの接続不良・・・・パイプの断面が見えています。

 

こんな状態が出たら防水改修工事が必要なサインです。

 

次回は不具合の改修例を紹介します。