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冬の雨漏り|雪 風 雪止め金具

早めに降り始めた雪のおかげで、今シーズンの防水工事雨漏り修理工事はなかなか思うように進みません。冬場や、梅雨時、時雨・・・新潟の気候は外回りの工事、特に防水、雨漏り修理をするものにとって大きな悩みのひとつです。

 

さて2015年になりHPをご覧になったお客様、弊社と以前よりお取引のあるお客様より雨漏り修理のご依頼を戴いております。雨漏りの原因が冬場特有のものもあり、3例ほどご紹介をさせていただきます。

 

事例1 屋根 瓦棒葺 雪止め金具より漏水

 

瓦棒葺屋根の瓦棒部分、雪止めアングルを取り付ける金具の接続部分にごみ、ホコリがたまり、錆びた結果穴が開き漏水。屋根材に穴が開いており、完全に漏水をとめるには屋根を直すしかありません。簡易な工事で一時的に漏水をとめることは可能ですが、もって1~2年程度です。その他窓周りも漏水しているため予算面の問題もあり、簡易工事と全面改修の2案をご提案させていただきました。

 

 

事例2 折板 錆びによる腐食穴より漏水

 

海岸が近く、折板の勾配がほとんどないため、折板に砂、ホコリなどがたまり、そこに海からの風で塩分がたまりさび穴ができたものと思われます。普段は漏水の量が少なかったため気にしなかったそうですが、勾配が少なく、雪が積もる→雪が解ける→水が積もった雪でせき止められる→普段よりも多くの漏水

となり、雨漏り修理を考えられたそうです。

少し邪道ですが、折板の錆び部分の部分補修をご提案予定です。部分補修である程度の期間は対応できますが、長期にわたり雨漏りをとめるためにはやはり葺き替えをしたほうが良いと思われます。雪が残り屋根に上がれないため、雪解けしだいお見積もりさせていただく予定です。

 

事例3 ベランダより漏水

 

一般的な木造住宅のベランダ防水であるFRP防水工事を30年近く施工してきた勝視商事の最も得意とする工事ですが、ベランダ防水に劣化はみられるものの、現状では防水層が原因ではなく、サッシの枠に問題があるようです。しかしながら、あと数年もすると防水層の劣化が進み漏水の危険性があるため、部分補修とFRP防水トップコートの全面塗り替えをご提案させていただきました。

 

風が強い日に漏水がひどくなるとの事ですが、雪が降ると引き違いサッシのレール部分に水がたまり、枠からの漏水もしやすくなるのかもしれません。