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冬の爆弾低気圧 雨漏り|雨漏り修理 原因

今週、日本列島を襲った爆弾低気圧もようやく過ぎ去りました。北海道では高潮による水害を始め様々な被害が出たようです。新潟も上中越地方を中心に大雪に見舞われた模様です。被害にあわれた方々にお見舞い申し上げます。

 

またここ数週間の天候不良のため工事ができず、「雨漏り修理」のご依頼を戴いております皆様にはご迷惑をおかけいたします。天候が回復し、施工ができる状態になりましたら順次進めさせていただきます。

 

 このブログにも何度か書いておりますが、「雨漏り」といっても原因は様々です。建物の形、屋根、外壁の素材、立地条件、天候、工事の仕方(いわゆる手抜き工事や施工不良などなど・・・「雨漏り修理」をするためには様々な条件を加味して、原因を特定し的確な処置をすることが大切です。

今回の「冬の爆弾低気圧」時に起こりうる症状をチョッと書いてみます。

 

今回の暴風雪で気になったことは「風が強く寒いのに湿った雪が降った」点です。

 

普通気温が低く風が強いと、水分の少ない雪が降る事が多いと思います。いわゆる粉雪のような雪で、軽いため、風ですぐに舞ったり、地吹雪になったりします。このような雪の場合は軒天の通風孔や外壁と軒や屋根などの取り合い部分のわずかな穴から侵入し、天井裏などでとけ雨漏りになるケースがあります。軽く舞いやすいため、普段の雨風では考えられないような部分から建物内部に入ります。

 

今回のような強風時に湿った雪が降るとどうなるでしょうか?水分が多い雪は、風で飛ばないどころか、べたついている為、外壁や屋根、窓、窓周り、などなど風が当たるいたる部分にくっついてしまいます。気温の低下などがある場合はその状態で凍結したりもします。屋根や壁、窓周りなどは通常の雨であれば水が切れるように施工してありますが、このような部分にしっかりとくっついてしまいそこから解け始めると想定以上の時間水が切れない状態が続き、最悪の場合雨漏りになってしまいます。特に横張りなどのサイディングで目地のコーキングが劣化している場合などは雨漏りにつながりやすい結果となります。目地コーキングの切れている部分に長時間湿った雪がくっついていると、雪が解けそこからじわじわと内部に水が進入してきます。目地コーキングが痛んできている状態だと、窯業系のサイディングなどは塗装が劣化して水を吸い込みやすい状態になっています。水分を含んだサイディングが気温の低下で凍ってしまうと壁内部で水が凍りとなり膨張して外壁自体が割れたりひびが入ったりします。

冬の爆弾低気圧がきたからといって急には工事できません。日頃から外壁屋根などのチェックをすることが大切です。「うちの外壁屋根の状態はどうなんだろう?」と思われる方はお気軽にご相談ください。無料で状態を診断させていただきます。