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遮熱ガラスフィルムと断熱ガラスフィルム  遮熱塗料と断熱塗料

 今日も午前中から暑いです・・・場所によっては新潟よりも気温が高いところがある様ですが、新潟でも十二分に暑いです。夏が暑いのは当たり前ですが、ここ数年はちょっと異常のような気もします。新潟まつりが始まりましたが、行列や民謡流し、おみこしなどに参加される方は熱中症にご注意ください。お祭りといえば「酒」がつきものですが、お酒の飲みすぎも脱水症状を起こしますのでほどほどに(という本人が一番ほどほどではありません)・・・

 

 さて、昨年省エネ断熱ガラスフィルム NTフィルムの施工をさせていただいたお客様の建物の前を通る機会がありました。見積もりと施工の下見にお邪魔した時は1日中ブラインドが下がっている状態だとおっしゃっていましたが、私が通った時にはブラインドは上がった状態でした。施工前は、

「お昼前くらいから窓際のスチール棚が熱くなり午後になるとブラインドを下げなければエアコンの効きが悪い。」

とおっしゃっていました。施工の翌日から省エネ断熱フィルムの効果を実感され、

「ブラインドが上がっていても、ジリジリする感じがなくなった。」

とおっしゃっていたことを思い出しました。急いでいたためお邪魔しませんでしたが、近々効果についてお伺いしてみたいと思います。

 

 勝視商事㈱では省エネガラスフィルムを貼る際には、現地調査を行い、フィルム施工後にどのような効果があるのか省エネシミュレーションをします。ガラスフィルムは貼り方を間違えると省エネどころか余計に消費エネルギーを増やす場合があります。この世の中に出回っているガラスフィルムは「NTフィルム」を除くとほとんどが遮熱フィルムです。遮熱フィルムはその字のごとく「室内に侵入する熱」を遮ります。夏場は確かに効果がありますが、冬場はその分暖房費がかかります。夏暑く冬寒い新潟の場合、フィルムの種類やガラスの面している方角など様々な条件を考慮し施工する必要があります。仕事柄ガラスフィルムが貼ってある建物を見るとついつい「このフィルムは効果がない方角に貼ってある。」とか「この種類のフィルムでは効果が出ない。」などと考えてしまいますが、実際にせっかくフィルムを貼っても効果がないと思われるケースをよく目にします。

 ガラスフィルム同様にこ、こ10年くらいはやりの遮熱塗料も「効果がない」とお客様に言われたことがあります。こちらのお客様に断熱塗料ガイナをおすすめし、ご注文をいただく際は遮熱塗料と断熱塗料の違いをご理解いただくまではなかなか大変でしたが、実際にサンプルをお持ちして試験をしていただいた結果遮熱と断熱の違いをご理解いただくことができました。

 

 様々な媒体で「省エネになります!」「温度が○○度下がります!」と簡単にPRしているケースをよく目にしますが、フィルムにしても塗料にしても、製品自体の本来の性能と原理を理解し、実際に施工する現場の環境を調べ、適切な工法を選択し、きちんとした施工をしなければ、省エネや冷暖房を効果的に利用することにはつながりません。