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雨漏り修理|内樋からの漏水 新潟

先月初旬の暑さがうそのように過ごしやすい日が続きます。夜窓を開けて寝ていたら、寒くて鼻水が止まりません。早朝鼻づまりのため目が覚め鼻をかんでいると・・・・大雨が降ってきてあわてて窓を閉めました。危うく布団がビチョビチョになるところでした。

 午前中も新潟市内は時折強い雨に見舞われました。現在外壁と一部の雨漏り修理工事をさせていただいている現場はギリギリ雨漏りの心配がないところまで工事が進み、胸をなでおろしました。

 

 こちらの現場の雨漏りは、玄関軒天の雨どいからの漏水です。

板金で作られたいわゆる「内樋」で玄関上部幕板の中に隠れています。軒樋が見えないため、見た目は良いのですが、この内樋、板金で施工した場合、錆、金属の収縮、シール切れなど漏水の可能性が高く、なかなかの職人泣かせの部分です。以前東京で働いていたとき、様々な職人さんと仕事をしましたが、うち樋の納め方はばらばらで、決定的な納め方はありません。時間の経過とともに、錆や収縮で影響が出始めると漏水の心配があります。おまけに通常は建物外部にある樋が、確実に軒天や部屋の上部にあるため、内樋が切れた場合、確実に内部への漏水となります。

 新潟に帰ってきてからも当然内樋の工事はありましたが、材料の特性と信頼性を考慮して、新築、改修含めすべて「FRP防水での内樋工事」を選択します。

板金の上にそのまま施工ではなく下地からの補修となるため、施工条件に制約はありますが、東京時代あれだけ困らせられた内樋の施工リスクが格段に減少しました。弊社で内樋の工事をした物件で、古いものは25年を経過していますが、今まで漏水の報告はなく(しかも弊社でのメンテナンスは1回もありません)さすがにチョッと心配をし始めたところです。

 

雨漏りも様々な場所、様々な原因があり、修理にも様々な材料、様々な工法があります。雨漏りの原因と再発防止を十分検討して、「適材適所」を心がけた雨漏り修理工事が大切だと思います。それには経験とノウハウが必要になってきます。