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天窓からの雨漏り|雨漏り補修

北海道から東北の日本海側に掛けてまたまた暴風雪だそうですが、今朝の新潟もなかなかの雪でした。3月に入りましたが春はもう少し先のようです。

 

ここ1ヶ月間で、「天窓からの雨漏り」について修理のご依頼とご相談が2件ありました。弊社では1年に3~4件のご相談をいただくことがありますが、正直なところ「直し辛い」というのが本音です。

 

天窓~屋根の間の収めもさることながら、天窓のサッシ自体の防水性能に疑問符がつくケースがあるからです。天窓自体が雨漏りしているといくら天窓~屋根の間を直しても雨漏りは止まりません。実際に海外製品の天窓で、「メーカー自体日本での販売を取りやめた(漏水のクレームが多いため)」なんて話を数年前に聞きました。実際に撤退したのかまでは調べていませんが、クレームの多いところを見るとまんざら冗談では無い様に感じます。その他にも天窓は結露も多く内部側窓木枠にカビが生えているケースもよく目にします。

 それと・・・「暑さ対策・寒さ対策」の観点から天窓は決して効率の良いものではありません。

冬は断熱性能の低いガラスから暖気が逃げ(暖かい空気は上昇するため、天窓はせっかくの暖気をとどめることなくガラスから逃がします。)

夏は直射日光が室内に入り込み、冷房効率を悪くします。

「天窓に断熱ガラスフィルムを貼りたい」とご相談を受けますが、過酷な環境にある天窓のガラスは熱収縮が大きくフィルムを貼るのには不向きです。

 

そんな事で・・・天窓の雨漏り修理のご依頼を戴いた際、

「この天窓はメリットとデメリットどちらが大きいですか?」

とお客様に質問させていただきます。

「雨漏り、暑さ、寒さ、結露・・・」とデメリットが多い場合は天窓をふさいでしまいます。これが全てのデメリットを解決する一番の方法だからです。

 

しかし、天窓があることにより部屋を明るく、外観も内観も天窓があることによりスタイリッシュな印象を受けることもあります。

 

天窓の雨漏りを根本から治すためにはメリット・デメリットを良く考える必要があります。