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FRP防水 トップコート塗り替えの注意点

台風8号は沖縄地方に甚大な被害をもたらしたようです。新潟県でも佐渡市、三条市、新潟市などで大雨による被害が出ているようです。被害にあわれた皆様にお見舞い申し上げます。

 

 

消費増税の駆け込み需要が終わり、戸建て新築住宅の工事は減少しましたが、リフォーム関係のご依頼を多くいただいております。あいにくの雨で中々工事が進みません。天候が回復しだい進めてまいります。

 

 

 

弊社にご依頼いただくFRP防水工事の中でリフォームに多いのがトップコートの塗り替えです。

 


FRP防水のトップコートはFRP防水層が劣化する事を防ぐ目的で施工されています。定期的なトップコートの塗り替えは、ベランダなどのFRP防水の寿命を延ばすのに必要不可欠です。


トップコートを定期的に塗り替えしないとFRP防水はどうなるでしょう?


FRP防水はFRP(強化プラスティック)樹脂をガラスマットに含侵させ、FRPの層を作ります。この層が防水層となるのですが、非常に強度があり、住宅の場合木の動きにも追従し、破断しにくい特徴があります。ところがトップコートが劣化し、防水層が露出すると、紫外線などによりFRPが劣化しガラスマットだけが残り、防水性能がなくなります。


勝視商事㈱は、新潟でいち早くFRP防水を手がけ、工事暦は30年近くになります。(時間のたつのは本当に早い・・・)

定期的にメンテナンスさせていただいたベランダのFRP防水は今も漏水の心配なくお客様の生活に役立っています。

勝視商事㈱では弊社が施工したFRP防水工事のトップコート塗り替えはもちろん、他社が施工したFRP防水のトップコート塗り替えも行っています。

 

弊社で施工した物件は、施工を始めた当初より、施工マニュアルを確立し(もちろん改良進化させていますが)、施工してきたため、施工時期をうかがうと材料や施工方法をある程度把握できます。

ところが、他社で施工された防水は材料、施工方法とも外観から判断するしかありません。

「防水」は読んで字のごとく「水を防ぐ事」が第一の目的です。トップコート塗り替えのご依頼をいただいた場合でも防水性能に疑問がある場合、やむなく防水性能を上げるためのご提案をさせていただく事があります。


ちょっと事例を紹介します。


 

20年ほど前に他社で施工したベランダです。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

画像を拡大していただくとわかりますが、トップコート表面にクラックが多数入っています。防水層自体にはクラックは達していませんが、このクラックの上に何もせずトップコートを塗り替えてもすぐにクラックが発生します。


 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

サッシの下端です。FRP防水層の重ねがきちんと施工されていません。

重ねが悪いため防水層までクラックが入り、水が入り込んでいます。この真下の土間部分も防水層が下地から離れ浮いています。

 

また、サッシの下端にコーキングをしていないため、やはり水が入り込み立上がり部分が下地から浮いています。

 

 

勝視商事㈱では、トップコート塗り替えのご依頼をいただいた際、ベランダ全体をチェックし、リフォーム後のベランダを雨漏りの不安なく安心してご使用いただけるようご提案、施工をさせていただきます。